以前トップブリッジを破壊して、ハンドル切れ角が極端に小さくなってしまった我がRX。 暫定のつもりだったのに、ETC取り付けの都合などもあったので、思いのほか長くそのままの状態でした。
しかしハンドルの切れ角が少ないのは、運転に支障(特に市街地の路地など)が出たり、
そしてどうせバラすならと、ついでにラジアルマスター装着を計画したのですが、 |
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新たにZZR1100Cの三つ又を用意し、ステムを打ち替えて使用します。 トップブリッジはアントライオンを使ってアップハンドル仕様にします。 この辺りは何度も繰り返してるので手馴れた作業です。 |
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そして、さらにブラッシュアップしようと、ラジアルポンプの導入を決めました! どうせやるならと、ブレーキとクラッチ両方を交換しちゃいます。 しかしコトはそう簡単ではありませんでした。 今までのスイッチボックスが使えず、ハンドル周りの部品を総取替するハメに・・・。 |
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スイッチボックスはZX-12R、アクセルホルダーは250TR、ワイヤーはKLX250など、 |
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クラッチ側はZZR1400純正のラジアルポンプです。スイッチボックスも同じ車種からの移植です。 このスイッチボックスにはチョークが無いので、トップブリッジにチョークノブを新設しました。 |
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ハンドル周りで唯一新車当時のままだったグリップも、 部品はZRX1200用を流用します。 |
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カスタムついでに不具合も散見されましたので、これも一緒に修理しちゃいます。 |
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ほかにもラジエータのコア修正と目詰まりしてる砂の除去と再塗装、 |
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ブレーキ配管は横置きマスターのような2本出しができなかったので、「h字型」に変更しました。 |
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リアは特に問題なかったので清掃して ステンレスピンを組み込みました。 |
ちなみに、キタコのCD50用の小型油温計です。 |
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さて、これで数年ぶりにパイプハンドル化したわけですが、やはり市街地では扱いやすくなりました。 高速走行では純正とスクリーン形状が同じなので、飛ばすほど上半身に風があたりますが、 通常の使用範囲であればほとんど気になるような事はありません。 一方、今回初導入のラジポン。ブレーキ側の最初の印象は、「効かない!」というものでした。 しかし、握れば握っただけしっかり効いてくれて、かえってコントロールしやすくなりました。 クラッチ側はもっと軽く握れるかと思いましたが、多少軽くなった程度で劇的な変化は無し。 それでも横置きに比べて握り始めの握力が少なくなったので、運転は楽になりました。 他に交換した部分の動作も問題なく、しっかりと仕事をしてくれてます。 特にラジエーターフィンの清掃は、水温が下がりエンジンの負担も軽減されたようです。
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